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射抜け!わぶさめくん  高専ロボコン2015 Bチーム

全国大会エキシビション試合出場,地区大会アイデア賞受賞

「射抜け!わぶさめくん」は,ロボコン大賞を目指して制作されたロボットです. このため,独創的で観客が魅了されるようなアイデアを実現させ,搭載しています. わぶさめくんに搭載された発射機構は「弓」です. 「弓」はアーチェリーなどで使用される「コンパウンドボウ」を参考にて制作し,弓の引く距離と角度(方位角・仰角)を変更することで,9つのポールすべてを狙い,輪を射出することを可能にしました.

わぶさめくんの最大の特徴は,「弓」に輪を再装填する動作です.まるで人が流鏑馬を行うときのように, 輪(矢)を腰の輪筒(矢筒)から引き抜き,弓の弦に番え,そのまま引き絞ります. 弓を使用しているチームは他にもありましたが, 人の動作を模した再装填機構はわぶさめくんだけでした.

10月18日に和歌山高専主幹で開催された近畿地区大会では,1回戦は府大Aと対戦し『4対0』で勝利,2回戦は明石Aと対戦し相手にVゴールを決められ,敗退しました. しかしまるで人が弓矢を扱うような動作を行い競技をする独創的なアイデアと,これを実現させた技術力が認められ,アイデア賞を受賞しました.

11月22日に開催された全国大会において、地区で敗退したロボットを招いてのエキシビション試合が開催されましたが、わずか2枠しか無い中でわぶさめくんを招待頂きました。 エキシビションは決勝戦直前に行われ、わぶさめくんと都城高専さんがそれぞれ5分間の持ち時間で競技を行い、大勢の観客の前でロボットの動きを直に見て頂けました。 なお、Aチームの大和も全国大会本戦に出場していたため、エキシビションとはいえ両チームが全国大会に出場できるという、非常に珍しくまたプロジェクトとしても喜ばしい結果となりました。





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